2005年01月17日

月詠 第14話「おにいさまといっしょに…お散歩したいです」

前回でキンケルは死亡し、今回からはいよいよ後半2シーズン目がスタート。キンケルを手にかけた葉月の精神状態が少しおかしくなってしまうとともに、ヴァンパイアに関する色々興味深い設定が明らかになり、この先のシリアス展開を予感させる。正直、もうキンケルを倒してしまったので、今回はお気楽な話になるかと思っていたのに予想外でした。

まず葉月についてですが、やはり太陽の光を浴びても平気な、真のデイウォーカーでしたね。キンケルは光の屈折を利用した「なんちゃって・デイウォーカー」にすぎなかったのに対し、葉月は正真正銘の「パーフェクト・デイウォーカー」。いったいなぜ葉月だけがこんな体質に生まれてしまったのか、その出生の秘密も後々明らかになってくると思われる。おそらくは、まだあまり語られていない葉月の日本人の母親の正体や、術者と思われる爺さんの行方不明の娘がなにか関係してそうですが…。

そしてもう一つ明らかになった、ヴァンパイアは全員タレントイーター(才能喰い?)という設定。これとデイウォーカーの設定が合わさって、後半は葉月を狙うヴァンパイアたちとの戦いになるという展開が、ごく自然に導き出されてきたわけですが…。このあたり本当に上手いですよねー。よくこんな設定思いついたものだと感心しました。この作品、あからさまに萌え狙いのキャラやドリフターズのギャグなど、色々遊びを入れた軽い作品にも見える一方で、新たなヴァンパイアものを開拓しようという意気込みも感じられます。…でも、よく考えると、デイウォーカーの設定はブレイドにあるし、血を吸うことで相手の能力を自分のものにするという設定はアン・ライスのヴァンパイア・クロニクルズシリーズにあったし、そんな大層に誉めるべきものでもないのか…。でもまあ、そういう既存の設定を組み合わせてまた新たな面白い話を作れるのなら、それはそれでいいじゃないですか。パクリとか言わないでやってください。(誰も言ってない?)

しかし、葉月の血を吸ったヴァンパイアは唯一の弱点である日光を克服できるわけですからねー、こりゃ大変なことになりますよ。そんなヴァンパイアは、いったい何をすれば殺せるんでしょうかね? まさに無敵で永遠不滅の究極の生命体! ……………カーズ?
っていうか、今更気づいたけど他のヴァンパイアはともかく、葉月が今まさにそれなのか。ということは、葉月はそう簡単には死なないわけで…。逆に襲ってくるヴァンパイアたちの血を吸って能力を奪っていけば、どんどん無敵に? ん〜、こんな展開もアリだろうけど、葉月には似合わないような。それよりむしろ、耕平との恋がどうなるかに重点がおかれそう。ロード・オブ・ザ・リングのアラゴルンとエルフの例よりも、悲劇的といえば悲劇的になりえそうだし。やはり最終回は二人の別れで終わるのだろうか。「悲しい予感」が意味するのはそれのことだったのだろうか。なんにせよ、なかなかシリアスな展開になりそうなのは間違いないようで…。ほのぼした話とかお気楽なギャグ話はもう見れないのかな。

とりあえずは、今後襲ってくるヴァンパイアたちとの超能力バトルに期待したいですね。どんな能力を持っているのか? またそれぞれの個性は? あと「御館様」も気になる。葉月の父親でヴァンパイア・ロードということだけど、当然既に葉月の血を吸っているかも知れない。いや、父親も元々デイウォーカーだった可能性もあるか。エルフリーデは目的を果たしたので去ってしまうかと思ってたけど、なんか当然のように居候していて、葉月たちの味方としてヴァンパイアたちと戦うようになるみたいなので、活躍が楽しみ。

問題は映像のクオリティーを維持できるかどうか。今回は特に問題なかったようだけど、一回やらかしているだけに不安を感じてしょうがない。アレのせいで一度自分的には作品の評価は急降下したんだけど、今回のおかげでまた期待できそうな感じになってきたので、最後まで頑張ってレベルを維持して、話はしっかり盛り上げて最後は感動で締めくくって、いい作品に仕上げてもらいたいです。
posted by ごくし(管理人) at 23:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | (アニメ感想)月詠-MOON PHASE-
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